しまじろうのケーキやさん

しまじろうのケーキやさん(google)

しまじろうとトイザらスのコラボ商品。さすがに子供のツボを突いてる。

収納袋に入れると小さいが、取り出すと「ボン」と大きくなる。子供は超盛り上がる。しかし予想以上に大きく、部屋は狭くなる。なにより問題なのは、大人も座れば入れるということだ。子供は必ず「いっしょに入って」と言うので、窮屈なところで遊ぶはめになるだろう。なお、収納するのにはコツがいるので、絶対に説明書を捨ててはならない。

屋根のひさしの部分は、下げて畳めるようになっていて、閉店を表現できる。上げると開店。このギミックには感動した。「ケーキ」などのアイテムもカードでついてくる。ケーキの種類は、みかんケーキだったりメロンケーキだったり、全部フルーツ。洒落が効いてていい感じ。

おまけグッズは充実しているが、ちょっと不満点もある。まず、かわいいパティシエのエプロンと帽子がついてくるのだが、エプロンも帽子もちょっとヒモが短い。これじゃ、頭が小さくてスリムな子じゃないと使いにくいじゃないか。設計者の子供がスリムすぎるのでは。

また、ボタンを押すとオーブンの「チン」という音がなる機械がついてくる。単4電池が3本必要(別売)なのに、「チン」というだけか? しまじろうの声で「焼けたよー」くらい言ってみたらどうか。こどもチャレンジのおまけなら、たとえばトイレに付けるやつなら、ウンチをした後にボタンを押すと、しまじろうが「やったね」とか「がんばったね」とか言ってくれるぞ。

なお、ボールが100個ついており、ボールハウスとしても使える。お得感があるのだが、実は曲者だ。ケーキ屋さんの中で、ボール100個で遊んでいるぶんには無害だ。しかし、子供は絶対にハウスの外に投げてくる。部屋中に散らばった100個のボールを片付けるのは子供には無理だ。寝ている間に、ボールを30個程度に削減しておいた方がいい。「これで全部だっけ?」と聞かれたら、全力でごまかす。

全体としては、子供の笑顔が見れる、満足度の高い逸品と言える。