iOS4のマルチタスクが期待はずれだった

さっそくiPod touchiOS4を入れてみた。

最も望んでいたのはマルチタスク機能で、目的はKindleと辞書の切り替えKindleに限らず、英語を読むアプリ全般と、辞書アプリの切り替えが素早くなる、というのに期待していた。

更新前は、Kindle→辞書の切り替えにだいたい5秒弱かかっていた。Kindleに戻すのも同じくらい。これがマルチタスクになれば、瞬時に切り替えられるのかと期待した。それが実際やってみると、ほとんど改善なし。

疑問に思って調べてみたら解説記事発見。

マルチタスクと聞くと、「起動しているアプリケーションが全て同時に動き、必要に応じてスイッチングする」、「OSがマルチタスクを管理し、アプリケーション側で特に意識する必要は無い」と言うイメージが強いように思う。

強いというか、普通そう思うのでは。どうやら、アプリ側で明示的にマルチタスク機能対応しない限り、バックグラウンドに回ったアプリは単に停止してしまうとのこと。アプリ側で頑張らなきゃならないなんて、なんだかWindows3.1の頃のマルチタスクみたいだ。つまり、Kindleや辞書(Longman)が早く対応してくれないと、まったく良さを味わえないということだ。

KindleLongmanの辞書はメジャーなソフトだから、いずれ対応してくれるかもしれない。でも、ゲームブックアプリ(The Warlock of Firetop Mountainとか)なんかは思いっきり後回しにされそうだなぁ。

期待しすぎた自分が悪いが、現状では大きく期待はずれ。悔しいからマルチタスク以外の機能も試すか。