ソフト開発本のKindleバージョンを買ってみた。

ソフト開発系の技術書をiPhone/iPod touch用のKindleで読むのは可能だろうか、というのが前から気になっていて、Androidに興味を持ち始めたということもあり、The Android Developer's CookbookKindle版を買ってみた。
まだ最初の方だけど、Kindle版でも十分読めるというのが現時点での印象。iPod touchでは図表やソースコードが見にくいのではないかというのが最大の懸念だったが、いまのところ大丈夫。拡大して見るのでも、それほどストレスは無い。
ほかにも、電子書籍ならではのメリットが結構ある。

  • PCの前に座ってる時限定で、iPod touchKindleとPC版Kindleの両方を使うことで、違うページを同時に開くことができる。これは紙書籍だと2冊買わないと実現できないはずだ。
  • 「どこでも読める」ことによる満足感が大きい。ソフト開発本って紙だと巨大なのが多くて、持ち歩くのには無理があるので。
  • はじめてPC版のKindleをまともに使う時が来た。小説とか読むときには、いくら画面が大きくても、わざわざPCで読む気にはなれなかった。ソフト開発本の場合、PCでEclipseと切り替えながら読んだりできるので、むしろPC版の方が便利。

デメリット。

  • ソースコード例をコピペできない。せっかく画面に表示されてるのにコピペできない、というのがこんなにストレスになるとは思わなかった。紙の本だってコピペできないんだから、理性的に考えれば、Kindle版が負けてるわけじゃないはずなんだが。まあ手打ちした方が記憶に残りやすいか・・・もう年だし・・・

しばらくは、あえてWebで情報収集せずにこの本で勉強してみたい。