注文の多い料理店

子供の寝かしつけをするときに、まえに前に絵本を組み立てたこともあり、注文の多い料理店を記憶だよりで話してみた。絵本ができた時に読んであげたのに全然覚えてないらしく、真剣に聞いてくれた。でも「俺たちを食べる気なんだ!!」というところで、言い方が妙にツボにはまったらしく、本気で怖がりだしてしまった。
「こわいー」
「大丈夫、最後は助かるから。犬が助けてくれました、おしまい。」
「でもこわいー」
「これはお話だから。本当はこんなレストランないから。」
「あるかもしれないじゃん!!」
とんだヤブヘビで、全然寝てくれず、また夜の自由時間が無くなった。今晩はどうしよう。