テーブルトークRPGはまだ無理だった

上の子を寝かしつけるときって、だいたい「お話」を要求されるんだけど、最近ネタにつまったもんだから、「4人の冒険者がいました。戦士と魔法使いと・・・」みたいなやつを始めてみた。これが異様にウケた。基本的に「冒険」って言葉に弱いようだ。
昔のD&Dをイメージして「魔法使いは最初は弱いから、一日に一回だけ魔法の矢が使えます。」とか、「相手を眠らせる魔法を覚えました」とか適当に言ってたら、「次どんなの覚えたの?」とか聞いてくるようになった。「そこでケガ治す魔法使ったら?」とかストーリーに口出してくるようにもなった。
ごっこ遊びとか好きな子だから、ひょっとしたらTRPGとかできるんじゃないかなと思い、かといってルール考えるの面倒だから本買ってみよう、と思って買ったのがこれ。

結論から言うとダメだった。ネットでちょっと検索して「ルールがシンプルだ」って言うから買ってみたけど、あくまでもゲーマー視点でシンプルなのであって、幼児に説明できるものじゃない。まあうすうすそうだとは思ってたけれども。せいぜい昔のD&Dとか、できれば昔流行ったゲームブックくらいなシンプルなルールはどこかにないかな。結局、絵を見せるのにしか使えなかった。「お話に出てきた戦士とかレンジャーとかって、こんな奴だよ」とか、「ゴブリンってこういう怪物だよ」とか。
お話の方はその後もウケたので、「七つの宝を集めて魔王を倒す」みたいなベタな方向で話をふくらませ、寝かしつけ10回分くらいシリーズでひっぱった。
無料Androidゲームを公開しています。