社内研修って無駄?

昨日読んだDilbertのネタでなぜか考えこんでしまった。自己啓発系の社内研修とかって無駄なんだろうか。
それなりの規模の会社だと、社員教育制度とかがあって、受講必須の自己啓発研修があったりすると思う。忙しい時に召集されたりすると腹立つ場合もあるが、企業がコストをかけるだけあって、さすがに気合いが入ったコンテンツだなと思う事が多い。意外とバカにしたもんじゃないと思っている。
人をやる気にさせる方法とか、相手を認めることの重要性とか。それ自体は本に書いてあそうな内容だったりするが、受講生同士でロールプレイさせるなどの趣向により強く印象に残させるため、単なる読書に比べれば格段に「その気になる」ので、個人的には割と好きだ。
しかし、どうも不思議なのが、研修で教わった内容の真逆を実践する管理職の存在だ。非生産的なイヤミでやる気を削いだり、なるべく人を嫌な気分にさせるように努力してるような、それこそDilbertのボスみたいな人。さすがに多数派とは思わないが、それなりに存在する。
彼らが社内研修で教わった内容と真逆に突っ走る理由は、いったい何なんだろう。バカは管理職になれないので、理解した上でやってるとしたら、思いつく可能性としては。
まず、研修で教わった内容に全く納得してないのかもしれない。イヤミこそが人を育てる。人格否定されてこそ強くなる。そんなポリシーなのかもしれない。
あるいは、ストレス解消かもしれない。オレがストレス解消すればその分だけ成果が出せる。部下のやる気を削いだとしても、トータルはプラスだ。
あるいは、ひょっとすると、実践してるつもりかもしれない。他人から見たらイヤミに聞こえるかもしれないが、これは実は褒めてるんだ。
どのタイプとも付き合いたくないな。あと、自分がそうなってないか常に気をつけなくては。