水道水のヤバさを調べるまでは寝れん。

水道水の放射性物質の測定結果について」によると、我らが横浜市でも水道水にヨウ素が出たようだ。基準値の300ベクレル/Kgには遠いらしいけど、だいたいこの300ベクレル/Kgという数値がどれだけ危険なのか、テレビ見てても全く要領を得ない。自分なりに調べて結論を出すまでは不安で寝れない。
まず、よく聞く「シーベルト」の数値と怖さとの関係については、今日の昼にわかりやすいページを見つけていた。
新潟県防災ポータルより、放射線の体への影響(pdf)
これは本当にわかりやすい。どれだけ正確か知らないけど、まあ大きく外してはいないんだろう。この図を見れば、今後原発関連のニュースを見るときに「シーベルト」のイメージがつかみやすくなる。自分解釈は以下のとおり。

  • 100ミリシーベルト溜まるまでは、まず問題ない。
  • 500ミリくらいから真剣にヤバくなる。
  • 10000即死。
  • 普通に暮らしてても、年間2.4ミリくらい被ばくする。

次、水道水で問題になってる単位の「ベクレル」からシーベルトへの変換。これも良いページを見つけた。
ベクレル(Bq)、シーベルト(Sv)換算 - 放射能・放射線の量

例えばホウレンソウ1kgにヨウ素131が2000ベクレル(Bq)あるとする。
これを 2000 Bq/kg と表す。

これに放射性核種に対する実効線量係数(下表参照)というものを用いてベクレルをシーベルトに換算する。
ベクレルの値にヨウ素131の実効線量係数(経口摂取の場合) 2.2×10-8 をかける。

わかりやすい。I-131の場合、口から飲む場合には、2.2×10^-8をかければシーベルトになるわけね。
仮に基準値ギリギリの300ベクレル/Kgとすると、
300(Bq/Kg)×2.2×10^-8(Sv/Bq)=6.6×10^-6(Sv/Kg)=0.0066(mSv/Kg)=6.6(μSv/Kg)
つまり1Kgあたり0.0066ミリシーベルト。仮に毎日2リットル、一ヶ月で60リットル飲んでも、たったの0.4ミリシーベルト。まだ心配するレベルじゃなさそうだ。当面は、普通に飲みながら、横浜市水道局ページを毎日チェックすればいいや。これで寝れる。(桁とか間違ってなきゃいいけど、知らぬが仏だし。)