高校時代のマルチタレントな友人

会社調子悪いし失業するかも、とか考えはじめると、自分って何も取り柄がないしどうすればいいんだとか精神的に落ち込んだりする。そういうときによく思い出すのが、高校時代に仲の良かった友達。いろんな事ができてうらやましい奴だった。かなり仲良かったと思ってたけど、卒業以来連絡を取ってないし連絡先もわからないし、今何をやってるんだろうと気になるんだよな。普通に会社勤めしてる気がしないんだよな。
まずピアノがうまかった。個人的には、ショパンを弾けるくらいでもそれなりに尊敬するのだけど、その人は幻想即興曲とか英雄ポロネーズとか余裕で弾きつつ、曲の途中で気まぐれに転調しながら弾く、とかやってたんだよな。頭の中どうなってたんだろう。高校生なのに人に教えたりもしてたと思う。演奏技術だけじゃなくて、耳コピしたり、作曲したり、シンセで打ち込みとかもしてた。その人がゲームの音楽をアレンジ・打ち込みしたテープをもらったが、思い出補正もあるかもしれないが素晴らしい出来で、できればもう一度聞きたいくらいだ。
音楽の腕に比べると劣るかもしれないが、絵もかなりうまかった。マンガも書いてて、同人誌作ったり、コミケに出したりしてたはずだ。ただちょっとマニアックな作品だということで、作ったそのものの同人誌は見せてもらえなかったしペンネームも教えてもらえなかった。実は有名になってたりするのか。
最後に、コンピュータも詳しかった。ゲームも好きだった。このあたりが主に自分と気が合った部分だが。プログラミングもやってて、自分でゲーム作ったりもしてた。
ほんと、今なにやってるんだろ。作曲できて絵が描けてプログラミングできたら、それこそゲームでも作ってる気がするんだけど。生きてるうちに一度は会って話をしたいものだ。
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