デュマレスト・サーガ、読書継続中(12巻)

デュマレスト・サーガ、全33巻を読みきるつもりで、メモりながらKindle版を読み中。トラベラーEarl Dumarestが、自らの故郷である「地球」を探して星々を旅するシリーズ。
途中でラノベに手を出したため、12巻は読むのにものすごく時間かかった。
11,12はストーリーは面白かったのだが、両方ともヒロインが死ねばいいと思うほどバカ女であるためむかつき、いまひとつ読後感がよろしくない。

Book11:Zenya

ある星の実力者に脅迫され、その息子を探すため、惑星Chardに降り立つEarl。Chardは、原住民との内戦中。Earlは、戦士の惑星から来た軍人を装い、軍のコンサルを請け負う。一介のトラベラーとは思えない実力で軍を的確に指導し、するどい洞察力で「実は原住民は悪くない」ということを突き止め(内戦の元凶は作物の発する毒ガスだった)、見事に和平を成立させるEarl。感謝されてChardを去る。なお、その過程で結果的に実力者の息子も見つける。その息子から得た情報によると、地球と関係のある名前として、Sirius,Polaris,Alpha Centaurus,Procyonなどがある。このなかのPolaris(北極星)は「動かない星」であるとされる。また、Cyclanは確実に地球の場所を知っているらしい。
いちおう、実力者の娘のZenyaというのが出てくるが、むかつく女で共感要素無いうえに存在感まるで無く、本のタイトルになっている意味はまったく不明。

Book12:Eloise

Cyclanを撒くためにチャーターしたボロ船が、意図しないワープで極寒の惑星に不時着。生き残ったEarl(他1名)は絶望的な雪中サバイバルの末、運よくInstoneという都市に救出されるが、ヒロインEloiseによると、Instoneは安定な生活が可能ではあるが、Camolsaerという機械に支配され、いつ殺されるかもわからない監獄のような世界だという。Earl、Eloise(他2名)は監視を欺きつつCamolsaerにダメージを与え、ジェットパックのような機械を奪取し、Instoneを脱出。Earlは他3名と別れて次の星へと飛び立つ。
EloiseはEarlと一緒に行きたかったようだが、くそ忙しい危機的な状況下でもEarlにI love youとかいって抱きつき邪魔したり、仲間をディスって和を乱したりするバカ女っぷりを発揮してたので、Earlも同行したいとは思わなかったようだ。
この巻はEarlの回想が多かったが、地球に関する新たな情報はなし。

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