スマホの不便さに耐えかねてガラケーに戻したら快適で仕方ない

Eメール着信お知らせが3月に終わった。この機能に頼ってパケット節約モードでスマホを使っていたため、4月以降は不便で不便で仕方なかった。不便なりに我慢していたのが、家族がスマホに替えるのを断念したのを機に、スマホからガラケーに戻すことを決意。
趣味でアプリ作ってるくらいだし、決してスマホ嫌いとかじゃなく。多少不便なら我慢して使うんだけどね。
今までは、外ではメール以外はデータ通信しない(家でWiFiのみ)でがんばってた。Eメールを送受信する直前にデータ通信ON、送受信の操作、送受信が完了するまで見張って、完了したら即座にデータ通信OFF。これで、くそ迷惑なプリインストールソフト達が通信する事を極力防いでた。こんな操作してる時点で十分不便だけど、何とか使えてた。
でも、これが成立してたのは、「Eメール着信お知らせ」があったからなんだよな。このサービスを使うと、Eメールが着信した時に、その旨をCメールで教えてくれる。Cメールはデータ通信OFFでも受信できるので、誰からどんなタイトルのメールが来たか判別できるから、受信するか後回しにするかそこで決める事ができた。
しかし、auが無慈悲にもこのサービスを止めてしまったもんだから、Eメールの着信に気づかなくなった。正確にはEメールが「0通→1通」になる瞬間だけは通知が出るんだが、誰から来たかわからないし、なぜか通知されない場合もあるようだし、届いたメールに数日気づかないって事もあったりして、もう限界。ギブアップすることにした。
Android機IS11CAから、以前愛用していたW61CAにSIMを差し替え、約2年ぶりにガラケー生活に逆戻り。もちろんIS11CAも捨てたりしない。ゴツくて重いWiFi専用の小さなタブレットとして、今後も活躍してもらうつもり。
それにしても、W61CA捨てずにとっておいて良かった。これはこれで、防衛大海戦とか野菜畑物語とか作ってたりして、後のAndroidアプリ作成のきっかけになってて、思いいれのある端末なんだよね。

その後、数日ガラケー生活してみて、正直快適さにびっくりしている。ガラケー便利すぎる。EメールもCメールも、通信ON/OFFとかの操作なしで使えるし。迷惑プリインアプリが勝手に立ち上がってパケ代使ったりしないし。それどころか「これ以降はパケ代発生しますがいいですか?」的なメッセージで警告までしてくれる。おまけに、大迷惑プリインアプリが勝手に立ち上がって動作を重くしたりしないし。クソアプリが勝手に立ち上がって固まって再起動に追い込まれることもない。電池は持つし、ハードウェアキーは押しやすいし。2タッチ入力も、意外と指が覚えてる。フリックには負けるが、まあ十分。
普通の機能が普通に使えるってなんて快適なんだろう。5年も前のマシンがこの使いやすさ。これからはガラケー復権するんじゃないか、とか思ってしまった。ひょっとして日本のメーカーは、アップルやサムソンとスマホで勝負するより、究極のガラケー作ったほうがマシなんじゃないだろうか。まあ現実は世の中スマホに向かってるんだろうな。W61CAが壊れたらどうすればいいんだ。
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