ウノ「ディズニープリンセス」版(あいまいな仕様書)
普通のウノとの違いは、以下の点。
- ドラゴンカードという特殊なカードが2枚入っている。
- 通常の数字カードのうち何割かは、数字の横にドラゴンのマークがついている。このマークが付いているカードをドラゴン封じカードと呼ぶ。
- カードにお姫様やお城の絵が描いてある。
お姫様の絵は子供にとっては重要だが、ゲームとは直接関係ない。問題は、ドラゴンカードとドラゴン封じカードだ。説明書の記述があいまいなので、いまいちルールがわからない。特殊カードなのでWikipediaのウノのページにも説明載ってない。
説明書より引用。
ドラゴン・・・2枚
このカードが出されたら、ほかのプレイヤーは全員、ドラゴン封じカードが出てくるまで引き札の山からカードを引かなければなりません。カードは捨てられず、順番が移ります。手持ちのカードにドラゴン封じカードを持っていたら、ドラゴン封じカードを出して、ドラゴンを封じ込めることができます。ドラゴンを封じ込めたら、次の番からは普通にプレイします。
ちょっと難しすぎる。
- 「このカードが出されたら」と書いてあるが、いつ出せるんだろう。黒系のカードなので、ワイルド同様に場の色に関係なくいつでも出せるでいいんだろうか。
- 「ほかのプレイヤーは全員」ってなんだろう。順番にプレイするだけじゃないの?
- 「ドラゴン封じカードが出てくるまで」の意図が不明。通常と同じく、出せるカードがない場合にはカードを引く、というのと何が違う?
などなど。
結局、次のように解釈して遊んでいる。
- ドラゴンカードは、ワイルド同様に場の色に関係なく出せる。
- ドラゴンカードが場にある場合、出せるカードはドラゴン封じカードのみ。ただし色は問わない。
ただ、これだとスペシャルカードというわりに、あまりインパクトないんだよな。ドラゴンは全部で2枚しかないレアなカードなのに、ドラゴン封じカードは山ほどあるので、たいていは出した瞬間封じられておわる。作者の想定しているルールと何か違うんじゃないかという気がする。
ウノなんてローカルルールを採用して当然のゲームなんだから、説明書は無視して勝手にルールを考えるべきなのかもしれないが。