ハートキャッチプリキュアの映画

映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?を見てきた。わりと面白かったと思う。

あらすじ

400年前、初代プリキュアであるキュアアンジュに敗北してから、とあるパリの教会の地下に閉じ込められていた、元砂漠の使徒であるサラマンダー男爵。数年前、狼男である少年ルーガルーにより開放された彼は、少年と共に世界中に散った宝石のカケラを集め、ついに力の源である宝石を完成させる。しかし、いざ世界の破壊に乗り出そうとしたときに、ルーガルーは宝石を奪って逃げる。ルーガルーは、サラマンダー男爵を肉親のように思っているが、世界の破壊は望まないので、思い悩み葛藤する。そんな中、偶然にもパリに来ていた現役プリキュアメンバーと知り合い交流するうちに、次第に心を開いていく。(とか、そんな感じ)

感想とか

ここ数ヶ月間、子供がプリキュアを見るようになってから、プリキュアの映画はほとんどTSUTAYAで借りて見たけど、それらと比べても面白かったと思う。とにかく、悪役のサラマンダー男爵がかっこよかった。やっぱり悪役が魅力的だと話が活きて来ると思う。あとは、リアリティはともかく現実世界が舞台なのが良かったかも(お菓子の国とかおもちゃの国とかじゃなくて)。うちの子は理解できたんだろうか。とりあえず面白かったとは言ってるけど、帰ってから話してみたらあんまりストーリーを覚えていない。まあ大スクリーンで変身とか大技とか見れたから、きっと満足だろう。つぼみがコケたりする単純なギャグでケラケラ笑ってたし、まあ楽しそうだった。
初代プリキュアという触れ込みのキュアアンジュは、現役とはだいぶ違った感じで、プレートメイルみたいなのを着てて、プリキュアというかジャンヌダルクみたいなイメージだった。現役があんなだったら幼稚園生の支持は得られなかったかもしれない。サラマンダー男爵が「キャアンジュは強かった」とわざわざ認めてるくらいなので、多分かなり強かったんだろう。それに比べ、現役のプリキュアはふがいない。狼になってないルーガルー(オリビア)の手刀一発で、キュアムーンライトが気絶するシーンがあったけど、奴の実力はあんなものなのか。

うちの子がえらく楽しみにしていたミラクルライト(ミラクルフラワーライト)。照らしたところが花の形になるとか、おもちゃとしては良いのだけれど、肝心の映画では全然触れてもらえてないのが残念だ。フレッシュプリキュア/プリキュア5の映画では本編がはじまる前にココ・ナッツ・タルト・カオルちゃん達によるミラクルライトの説明があったし、プリキュアオールスターズDX/DX2では劇中でミラクルライトが重要な役割を果たしてたのに。今回のやつも、いちおう「いまこそプリキュアを応援だ!!」みたいなシーンはあり、うちの子は過去作品をTSUTAYAレンタルで見ているのでライトを振ってたけど、初めての子だったら意味不明だったと思う。

そういえば、プリキュアグッズを持っている子が多かったけど、キュアマリンの衣装を着てた子が居たのにはびっくりした。あれを外で着るとは、幼稚園児というのはたいしたものだと思う。電車に乗ってきたんだろうか。

最後にプリキュアオールスターズDX3の宣伝があった。来年の春にやるらしいが、さすがにまだ何も作ってないのか、映像自体は見覚えがあるやつ(DX/DX2)ばかりだった。

あと、ポップコーンが高かった。


うちは「プリキュアセットA」にしたけど、1100円もした。映画自体は親子で2000円(前売り券)なのに。「プリキュアセットB」だとポップコーンおかわり自由らしいけど、そもそも一杯目を食べきれないし。
まあとにかく見に行って良かった。楽しい休日になった。