ヨルムンガンド見てて思い出した3冊

軍オタでないのでリアリティのほどはわからないものの、ヨルムンガンドが面白くて仕方ない。戦闘シーンの演出とか、キャラ同士のやり取りとか、すごくセンスが良い気がする。
今日は前回分をビデオで見て、「ヨルムンガンド計画」を語るシーンの迫力に感動した。ただ、実際のところ「空を封じて世界平和」なんてありうるのかね、とか考えてたら、昔読んだ本を3冊思い出した。


七都市物語。うろ覚えだが、この世界では「500m以上の高度を持つ物体を無条件で攻撃する衛星」が飛んでて、その衛星を除去する手段もないので、人類は飛行機を使えない。でも平和になるって話しじゃなくて、船とか戦車とか、国によっては500m以下を飛ぶヘリとかで元気に戦争してる。空を封じられても、実際のところそんなもんじゃないかな。


創世記機械。これも相当うろ覚え。「ミサイルを撃った国を無条件で攻撃する」というマシン、しかも破壊不能。そういうマシンの出現により、どの国も戦争が出来なくなり、世界平和が実現するという。ヨルムンガンド計画なんか目じゃないほど大雑把だし、絶対そんなにうまく行かないと思うけど、ハッピーエンドな雰囲気が好きだった。70万人死んだりしないし。


幼年期の終わり。がんばって英語で読んだはず。物語序盤で、宇宙人(オーバーロードだっけ?)が地球に来て、圧倒的な科学力を背景に、戦争を全面禁止。結果、人類史上初めての完全な平和が・・・みたいな。本当に平和になるには、やっぱりそのくらい強大な力で外圧がないとだめだろうな。話の終わり方は納得いかなかったけど、雰囲気は好きだった。

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