百人一首を暗記すると役に立つか?

6歳児はだいぶお姉さんになってきたが、1歳児の方は休む暇を与えてくれず、正月なのに自由時間がほとんど取れない。去年はゼロ歳児だったから、もっと手がかかったはずなのに、なんか元日にアプリ公開してるな。なんでそんな時間があったのか。

ヒマが無いなりに、最近凝りだした趣味(百人一首)について書いておく。
子供が「ことわざカルタ」にはまってたのを見て、「カルタと言えば百人一首だよね」とか話してたら、なぜか無性に百人一首を暗記してみたくなり、1番から覚え始めた。主にドリランドを止めたことで出来たことでできたスキマ時間などを利用し、現時点で97番まで言える状態まで来たから、あと少しでコンプ。この年になってみると味わい深いと思える歌も多く、結構楽しめている。

参考書としてはKindle本でこの2冊を買った(Kindle本にもアソシエイト貼れるんだな)。


1冊目は、歌の意味とか適度な粒度で解説してて読みやすく、自分のような初心者にはいい感じ。2冊目はいろいろ難しい事を書いててちょっととっつきにくく、買うつもり全く無かったけど、操作ミスしたらしく購入。まあいつか読む日もくるだろう。

それはともかく、30首くらいまで覚えた頃に、百人一首覚えると何かの役に立つのだろうかと、ふと思った。そこで「百人一首 役に立つ」とかでサーチしたものの、なんかスッキリする答えがなかった。「教養として」とか「古文の入門編として」とかいう理由を良く見たけど、個人的には古文など学校で教えるべきじゃないとか思ってるので納得いかず。「老化防止」とか「記憶力向上」とかも多いけど、それって百人一首じゃなくてもいい気がするし、「カルタに強くなる」とかいうのは本末転倒のような。そもそも趣味だから役に立つ必要無いのでいいんだけど。
ただ、50首くらいまで覚えた頃、これは役に立つな、というシーンが結構出てきた。なんの役に立つかというと、まずヒマつぶしに役に立つ。自由時間無いのにヒマつぶしと言っても変に聞こえるけど、なんというか、「身動きが取れない」系のヒマをつぶすのに役立つ。例えば、満員電車で本も携帯電話も見れないときとか、赤ちゃんにミルクをあげはじめたけど手元に本もTVリモコンも無いとか、「頭で考える以外にする事がない」という時、百人一首を1番から覚えているところまで脳内再生する。無心になって、気づいたら電車が駅に着いてたり。次に、身動き取れる状態でも、イヤな考えが頭から離れず困ってる時。1番から覚えてる所まで無理矢理に脳内再生。悩みが少しウヤムヤになる。
まあどちらにしても、必ずしも百人一首じゃなきゃいけないというわけじゃなくて、般若心経でも、ポケモンの名前全種類とかでも何でも良いとは思うけど。百人一首の場合、数が100個程度で暗記に向いていたり、一つ一つ意味があってそれなりに味わい深かったり、暗記対象としてメジャーなので「100首全部言えてしまう自分」に陶酔できたり(まだ100首言えないけど)、なにかと手ごろ感があるかと。

そんな感じで個人的には役に立つし、もちろん単純に楽しいので、正月中には100首を達成したいなと思う。正月休み最終日には、翌日会社に行かなくてはならないという超ブルーな現実に不眠になると予想されるが、百人一首脳内再生で快眠できるはず。
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